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2次系伝達関数の過渡関数の導出

2次系伝達関数の過渡関数の導出

単位インパルス応答関数は伝達関数そのものなので
  
これをラプラス変換表(表2-1-3)No.7に適合させていきます.下表はその抜粋
No f(t) F(s)
ebtsin at

表2-1-3抜粋

分母を(s-b)2+a2の形に変形すると

  
ラプラス変換表より,過渡関数は,
   式2-3-36
物理解は虚数を含まないので

  |ζ|<1

が式2-3-36の条件となります.


つづいて,ζ<0以外の条件における解をもとめます.

オイラーの関係式(e±jθ=cosθ±jsinθ)より

  
なので式2-3-36は
  
   式2-3-37
ただし条件は

  |ζ|>1


つづいてζ=1について

単位インパルス応答関数にこの条件を代入すると

  
これをラプラス変換表(表2-1-3)No.11に適合させて変換すると
No f(t) F(s)
11 teat

表2-1-3抜粋

   式2-3-38
条件は

  ζ=1



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入力例
G(s)= 10000
s2+50s+10000
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β=
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β=
α=
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